こんにちは、電太です。
これまで使っていたスマホ端末AQUOS sense4 liteのカメラはお世辞にも良いとは言い難く、そこそこ不満だったため、カメラの評判が高いXiaomi Mi 11 Lite 5Gに乗り換えました。
ここでは、不満のあったAQUOS sense4 liteとカメラ性能の比較・評価を行い、記事にまとめました。
ざっくりこんな人向けの記事です。
- AQUOS sense4 liteのカメラ性能に不満がある人
- Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのカメラ性能に興味がある人
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gはどんな端末?
Mi 11 Lite 5GはXiaomiから発売されているミドルレンジスマホで、価格は公式サイトで43,800円となっています。
このMi 11 Lite 5Gのスペックに関して、同じ価格帯のAQUOS sense4 liteと比較した表を以下に示します。
Mi 11 Lite 5Gのスペック比較表
Mi 11 Lite 5Gのいいところ
サイズ感について、Mi 11 Lite 5Gはディスプレイサイズが大きいものの、薄くて軽量という特徴があります。
ディスプレイサイズの大きさは人それぞれ好みがありますが、バンカーリングを付けることで片手持ちも可能なサイズです。
アプリなどの動作に影響のある内蔵メモリはROM、RAM共にMi 11 Lite 5Gのほうが大きく、RAM6GBはミドルレンジとしては十分な容量です。
さらに、Mi 11 Lite 5Gは中華スマホとしては珍しく、おサイフケータイが搭載されているため、Suicaなどのタッチ決済も問題ありません。
なお、カメラですが、Mi 11 Lite 5Gは広角カメラが搭載されているので、屋内の狭いところにおける撮影にも適しています。
最後に、指紋認証に関して、この機種はホームボタンや画面内ではなく、本体横の電源ボタンで行えます。これは、Xperiaと同じ配置であり、スリープ解除し易い配置になっています。
Mi 11 Lite 5Gのいまいちなところ
OSはAndroidベースであるものの、Xiaomiによるカスタムが施されたMIUIを採用しており、このMIUIの使いづらさが欠点です。
OPPOのColorOSなど、中華スマホは独自OSを搭載する傾向にあり、これは好き嫌いが分かれるところです。
幸いなことに、この機種はブートローダーのアンロックが可能なため、MIUIをカスタムROMで置き換えることが可能です。
ただし、ブートローダーアンロックやOSの置き換えは文鎮化のリスク等があるため、自己責任で行ってください。
本体の排熱の関係上、負荷の高いゲームは苦手と言われています。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの購入先
端末はOCNモバイルONEのスマホセットで購入しました。
当時の価格は31,840円で、チャットでもらえる11,000円をクーポンを適用することで、最終的な価格は20,840円となります。
さらに、現在は2022年6月30日までの限定セール特価でさらにお安くなっています。
MNPや新規契約を考えられている方は、ぜひOCNモバイルONEを検討されてみてはいかがでしょうか。
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DXOMARKの評価
海外のカメラレビューサイトDXOMARKによると、リアカメラのスコアはGoogle Pixel 4aやSony Xperia 5 IIと同じ111で、ミドルレンジスマホとしてはかなり頑張っている印象です。
ここで、DXOMARKに記載されているMi 11 Lite 5Gの長所、短所について下に引用します。
長所
バックライトのシーンであっても、屋外や屋内での正確な露出
一般に、ノイズは低光に適切に制御されています
肌の色調は一般的に心地よいです
挑戦的なHDRシーンであっても、かなり正確なポートレートのプレビュー露出
ビデオの詳細が高くなっています
通常、ビデオの露出は正確です
ビデオ安定化効果
短所
暴露不安定性
ホワイトバランスは屋外にキャストされます
頻繁にオートフォーカス障害
しばしば細かい細部が失われました
露出不安定性とHDR融合アーティファクトは、超幅のショットにあります
ズームインするときの詳細が低い
フラッシュオートモードの夜のポートレートでの露出不足
ビデオノイズはしばしば見える、低光が高く、動いているオブジェクトに高い
上の「ビデオ安定化効果」にもある通り、動画撮影時の手ぶれ補正はかなり強力で、歩きながらの撮影でも画面の揺れは全く気になりません。
AQUOS sense4 liteとのカメラ性能比較
両スマホとも使用頻度の高いメインカメラ(標準)、オートで撮影し、比較しました。
屋外、逆光
屋外の逆光は撮影条件として厳しいため、AQUOS sense4 lite(右)は木や花のディテールが失われて、黒くつぶれています。
これに対してMi 11 Lite 5G(左)は、空の色が若干白みがかっているものの、影になっている木や花の色や形はきれいに残っています。
屋外、逆光 その2
両端末共に概ね似たような仕上がりとなっていますが、Mi 11 Lite 5G(左)は葉の裏側のディテールが残っています。
屋内
本来白色のネオンがMi 11 Lite 5G(左)では青く写っていますが、服飾はメリハリのきいた色合いになっています。
対するAQUOS sense4 lite(右)は、コントラストはMi 11 Lite 5Gに比べて低いものの、ネオンの色合いは正しく表現されています。
夜景
三脚などは使わず、手持ちで撮影しています。
AQUOS sense4 lite(右)は全体的に白みがかっており、輪郭のぼやけやノイズも目立っています。
対するMi 11 Lite 5G(左)は目視に近い色合いで、輪郭も比較的シャープな印象を受けます。
まとめ
本記事を以下にまとめます。
- カメラ性能はGoogle Pixel 4aやSony Xperia 5 IIと同等で、特に屋外・夜景の撮影に強い印象です
- 反面、屋内の撮影ではホワイトバランスが崩れるときがあります
- また、動画撮影時の手ぶれ補正はかなり強力です
- これらをふまえ、AQUOS sense4 liteのカメラ性能に不満がある方に対して、Mi 11 Lite 5Gは乗り換え先の機種としてオススメできます
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